「ねんどろいどを転売して儲けを出したい!」
ねんどろいどの転売は正直おすすめしません。
利益が出ないわけではありませんが、定価と比べて大幅なプレミアム価格が付くわけではないからです。
また、人気の高いモデルに関しては再生産されてしまうこともあるからです。
本記事ではねんどろいど転売があまりおすすめできない理由に加え、2024年現在プレミアム価格のついているねんどろいどを解説していきます。
是非、最後までお読みください。
1:ねんどろいどの転売は儲からない理由
冒頭でお話ししたとおり、ねんどろいど転売は儲かりません。
その理由は他でもない「プレミアム価格が低い」からです。
そもそもねんどろいどの購入方法は「受注生産」が一般的で、受注期間内に予約すれば全員が購入できます。
受注生産の時点でどれだけの商品数が生産されるのかを明確に予測することはできず、販売後は在庫が余るのがセオリーです。
1-1:プレミアム価格が低い
ねんどろいどは販売価格が3,000円後半~5,000円前後であるのに対し、プレミアム価格は付いても10,000円前後です。
この価格で売却できれば5,000円程度の儲けが出ますが、万が一プレミアム価格が付かずに不良在庫となってしまうリスクを考えると、正直胸を張っておすすめできる商材ではないことは明らかです。
さらに、プレミアム価格が付くような人気モデルはメーカー側から再販されることもあるため、需要に対して供給が追いついてしまうことによりプレミアム価格が下がることも珍しくありません。
2:プレミアム価格で取引されるねんどろいどの特徴
しかしながら、以下2つの特徴を持つねんどろいどはプレミアム価格が付く傾向にあります。
- 再販されないモデル
- 入手が難しいモデル
上記2つの特徴を持つねんどろいどの仕入れに成功すれば、多少なりとも利益が出る可能性があります。
2-1:再販されないモデル
ねんどろいどは「グッドスマイルカンパニー」が販売しているフィギュアで、 グッドスマイルカンパニーのサイトから受注予約する形で購入するのが一般的です。
再販されないモデルに関してはプレミアム価格がつきやすい傾向にあります。
キャラクターによっては20,000円前後のプレミアム価格が付くことも。
例えば、現在連載中の人気漫画の『ハイキュー!』のねんどろいど「孤爪研磨(制服Ver.)」は2019年1月に販売価格3,972円 (税込)で発売され、現在では19,000円のプレミアム価格が付いています。
画像参照:メルカリ-ねんどろいど弧爪研磨975
このように、メーカー側から再販がされずに市場の出回りが少ないモデルに関してはプレミアム価格が付く可能性があります。
ねんどろいど転売で儲けを出すなら「どんな漫画やアニメが流行っていて」「どのキャラクターが人気なのか」そして「メーカー側から再販がされないモデル」を目利きする力が求められます。
2-2:入手が難しいモデル
ねんどろいどには「一番くじ」など、ピンポイントで購入することのできないモデルが存在します。
さらに、モデルによっては受注期間が1週間ほどしかないものも。
このようなモデルに対してプレミアム価格が付く傾向にあります。
例えば、2014年の”ファミリーマート”、“TSUTAYA”にて発売された一番くじ「ねんどろいど 初音ミク セーラー服Ver.ク」は10,000円前後のプレミアム価格で取引されています。
一番くじは一回あたり700円前後で引くことができるため、運よく入手できれば利益が出ます。
元々ねんどろいどの初音ミクシリーズは人気が高く、プレミアム価格が付きやすい傾向にあります。
さらに、アニメ「キルラキル」で人気キャラの「(喧嘩部特化型二つ星極制服Ver.)」は以下2つの理由から、販売価格4,167円に対して10,000~20,000円前後のプレミアム価格が付いています。
- 受注期間が短かった
- イベントでの数量限定発売だった
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事ではねんどろいどの転売について徹底解説しました。
結論からお話しすると、ねんどろいどの転売はやはり胸を張っておすすめできる商材ではありません。
なぜなら、プレミアム価格のつくモデルの目利きが難しいからです。
もちろん、ねんどろいどについてある程度詳しいならプレミアム価格の付く商品がなんとなく目利きできます。
しかしながら、人気が高いモデルに関してはメーカー側から再販されることも多く、確実に儲けが出る商材とは言えません。
つまり、知識がないままに転売目的で購入するのは失敗するリスクが高く、転売初心者にはとっつきにくい商材なのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。